smc PENTAX-M 1:1.7 50mm
ペンタックスKマウントと言えば、今でもマウントの形状が変わらず、最新機でもKマウントオールドレンズが使えるようになってますね。
このレンズは70年代に発売されたもので、小型に造られてます。小型に造られてると言うよりかは、今の非常に複雑な構造のレンズと違って当時のマニュアルレンズは単純な構造になっているので、現在のレンズとは比較的小型になっている、と思われます。
現在はリコーのブランド名となっている「PENTAX」ですが、このペンタックスの全身「旭光学」が昭和27年頃に日本初の一眼レフ「アサヒフレックス」を発売し、その後ファインダーに使用する光学部品のペンタプリズムを内蔵した「アサヒペンタックス」が登場したのがPENTAXの名の由来となってます。
白色のK-50に取り付けてみたところ、案外似合いました(笑)
このマニュアルレンズを使用する際は、設定で絞りリングの使用を許可にする必要がありますのでご注意下さい。
参考程度に
それでは少し前に撮った写真ですが、参考程度にどうぞ。Aps-c機での撮影ですが、F1.7なので被写体深度はかなり浅いです。ボケも自然な感じになってるので、写りは問題無いと思います。写真を片目で見てみると、面白いくらい立体感があります^^
6月頃に撮影したあじさいです。水滴等の細部もしっかり写るので、解像度面でも問題は無さそうです。
このマニュアルレンズシリーズは、写りにはほとんど問題無いと思われますが、欠点としてはやはり使い勝手が悪い所です。
ピントも露出もマニュアルなのですが、露出計が表示されないので、ほぼ勘での撮影になります。ですが、露出の調節の際にグリーンボタンを押すと絞りが駆動し、ほぼ適正露出に設定されるので、ここは嬉しい機能です。
ということでsmc PENTAX-M 1:1.7 50mmでした。初公開ですが、ご閲覧ありがとうございました。