DA★55mmF1.4vsM50mmF1.7
今回は単焦点のデジタルレンズとマニュアルレンズを比較してみました。
デジタルレンズは単焦点でかなり評判の高いDA★55mmF1.4 SDM。
マニュアルレンズはM50mmF1.7。
大口径でかつ超音波モーターを積んでいたりと、焦点距離はたいして変わりませんがレンズの大きさは約2倍あります。 同じsmc「スーパーマルチコーティング」表記ですが、DA★55は「エアロ・ブライド・コーティング」という反射率0.1%以下の物が採用されてます。因みに現在のPENTAXでは反射率ほぼ0%のコーティングも実現されています。
いい感じに撮ろうと試してみたところ、見事にピンボケしてました(笑)
AWレンズですので、防水性能はかなり高いとのことです。AWより下のWRレンズを雨でかなり濡らしてしまった事がありましたが、すぐふき取りなんの問題もありませんでした。
絞り羽根は9枚の円形絞りになってます。
フード内部は乱反射防止加工が丁寧に施されてます。
写真を比較
それではこの2つのレンズで撮り比べてみます^^
左(上)がDA★55、右(下)がM50。同じ露出で撮影(F2.8)。流石はDA★、変色も無くクッキリ写せています。解像感もバッチリです。
一方Mレンズは40年以上前の設計と古いですが、良く写っていると思います。しかし、反射の影響か全体的にかなりの変色があります。解像感はDA★には流石に敵いませんが、かなり良く写っていると思います。
左(上)がDA★55、右(下)がM50。少し角度が変わってしまいましたがご容赦を。同じ露出で撮影(F2.8)。
こちらも同じくMレンズには変色が発生してます。DA★は木目の解像が素晴らしいです^^
カメラがK-50なので、ローパスレスのK-3等ではさらに良く解像するのが分かると思います。確か、K-1でも開放付近以外では使用できるそうです。
左(上)がDA★55、右(下)がM50。どちらも開放(DA★はF1.4、MはF1.7)で、露出計に従い適正露出で撮影。被写体深度はどちらも浅いですが、F1.4のDA★の方が立体感がありますね。
PENTAXの空気感まで表現する★レンズシリーズは本当に文句無しの写りでした^^ AFの速度ではCanon等には劣りますが、表現重視の風景やピン置きで撮影する動き物等は、PENTAXが一番良いと思います。PENTAXは初心者向けエントリー機の性能も、中上位機に匹敵しますので、写真を始めてみたい方には是非おすすめします^^
ということで、今回はここまでです。ご閲覧ありがとうございましたm(__)m